平成22年6月15日、稲城市・狛江市・府中市・国立市の可燃ごみを共同処理している多摩川衛生組合(所在地:稲城市大丸1528番地)のごみ処理施設『クリーンセンター多摩川』において、汚水処理室の塩酸配管が損傷し、ごみの焼却処理ができない事態が発生しました。
多摩全域の30市町村及び7団体の一部事務組合では、このような場合を想定して多摩地域ごみ処理広域支援体制実施要綱を定めており、この要綱に基づき、『多摩地域ごみ処理広域支援体制実施協定』を結び、非常時にはごみ処理の相互支援を行うこととしています。
今回の事故により、多摩川衛生組合はごみ処理の広域支援要請を行い、支援可能な団体については相互支援の精神のもと、可燃ごみの受入れを表明しました。
西多摩衛生組合にも、多摩川衛生組合の可燃ごみの一部の受入れについて支援要請があり、支援受託について検討した結果、技術的には可能であると判断し、7月1日から2カ月間を限度として、日量約100トンの可燃ごみの受入れを実施することにしました。
西多摩衛生組合は、広域支援の受託にかかわらず、今後とも公害防止対策を図り、法規制値ならびに地元協議会と交わしている公害防止協定を遵守していきます。
受入条件 | |
受入期間 | 平成22年7月1日から平成22年8月31日(最長で2カ月) ※ ただし、多摩川衛生組合の清掃工場が復旧しだい、可燃ごみの受入れを終了。 |
受入量 | 日量約100トン |
対象ごみ | 多摩川衛生組合構成市(稲城市・狛江市・府中市)の可燃ごみ |
搬入日 | 月曜日から金曜日(祝日を含む) |
搬入出ルート | 新青梅街道または国道16号(瑞穂町経由) ~ 羽村街道(都道163号線) ~ 西多摩衛生組合 |