公害防止対策の現状

従来から周辺地域に対する環境対策を最重要課題と認識し、平成18年度から作成をして いる「環境報告書」の中においても、「環境にやさしく安全で地域と協働する清掃工場」をテーマとした環境方針を打ち立て、地域の皆様と協働して、環境負荷の低減を図るため、全職員を あげて取り組んでいます。

触媒バグフィルターの導入状況

平成19年度に2号炉のバグフィルタ-交換時期を迎え、従来よりも高性能である 触媒バグフィルターを導入し、平成19年11月には交換工事が終了いたしました。導入後、2号炉のダイオキシン類測定結果等により効果が実証されたことから、平成20年度には1号炉、3号炉についても触媒バグフィルターの導入を完了しました。

触媒バグフィルターとは

バグフィルターはろ過式集じん器と言われ、触媒バグフィルターはフッ素樹脂(炭素とフッ素)、五酸化バナジウム、ニ酸化チタンからできており、粒子状で触媒ファイバー中に分散している。ダイオキシン類は触媒粒子に取り込まれ、酸素と化学反応し分解される。

環境負荷低減に向けて

西多摩衛生組合では、公害防止対策の充実を図るため、従来より各種の対策工事を実施し、公害設備等の重要な箇所につきましては、早めに交換を実施しています。

安全で安定したごみ焼却業務を推進していくにあたり、羽村九町内会自治会生活環境保全協議会並びに瑞穂町環境問題連絡協議会と締結している公害防止協 定の主旨を真摯に受け止め、取り決められた内容を厳守し、更なる環境負荷の低減を目指します。

問合せ

西多摩衛生組合 管理課 施設維持係
電話 042-554-2409